ミャンマー

 チャイナ・プラスワンはそんなに簡単ではない。受けられる工場は東南アジアにそれほどない。

 三井物産はミャンマーでコメビジネスに力を入れる。

戦前からミャンマーはコメどころだった。今世紀半ばには人口もコメの生産も隣の

タイを抜くことが予測されている。

ANAの直行便で7時間半。進出した企業野のには、タイのような国が二つできるかも

しれないという直感で会社をつくることを決めたところもある。ヤンゴンの日本商工会議所 68社で半年で15社増えた。(2012年12月) 製造業は2~3年様子見というところも多い。現政権のテインセイン政権は年率7.7%の経済成長をめざしている。空港から市内へクルマの渋滞がひどく1時間半かかる。1日4~5ドルで携帯電話が借りられる。ゴールデンヒルタワーの家賃をはじめ不動産メチャクチャ上がっている。アメリカへのおもだった経済封鎖は解かれて、アメリカ企業の地域投資、輸入もOKになった。現地のコンサルタントとにかく高い。みんな儲けようと思ってお金を高く請求してくる。ミャンマーに日本語を話せる弁護士はいない。

ドルは新札でないとダメ。日本円は使えない。

 

ミャンマー進出にあたって重要な機関

ミャンマー投資委員会(MIC:Myanmar Investment Commision)

国家計画経済開発省(Dica Directorate OF Investment and Company Administration)

 

ミャンマーにおける外国企業のビジネス形態

 外国人土地を所有することができない。

 工場用地は現地の人が用意する。しかし更新できないことがある。

信用できる人とやってください。

 

○子会社の設立

(100%外国による企業設立、合弁業設立)

・外国投資法に基づかない方法 お金が安い 小規模であれば、会社法に基づく会社設立

・外国投資法に基づく会社設立

 

○支店・駐在員事務所

○現地会社との連携(製造委託契約・フランチャイズ契約)

○現地会社とのパートナーシップ契約 →使いにくい。無限責任。

ミャンマーの概要

 

 68万キロ平方メートル(日本の約1.8倍)

人口 6000万人

首都 ネーピード―(Nay Pyi Taw)

民族 ビルマ族(約70%) シャン族(9%)カレン族(約6%)その他少数多民族

言語 ミャンマー語

宗教 仏教 (約90%)キリスト教(5%)イスラム教(4%)

元首 テイン・セイン大統領

通過 チャット(Kyat)

 ミャンマーの一番のポテンシャルはその位置にある。ヤンゴン港一番大きいが

ヤンゴンは海に近いが、川があって河川港であるために、大きな船は入れない。そのためシンガポールで積み換えて小さな船で入港するミャンマーのGDPの産業内訳を見てみると

製造業が一番大きい。農林水産業はそのシェアを落としているが、GDPでは成長している。

アセアン諸国と比較すると、面積はアセアンで2位。内陸部は使いにくいが 木材(林業)として活用。人口はCLMの中で カンボジア ラオスと比べて圧倒的に多い。人口はほぼタイに近い。最貧国だが 出遅れているがノビシロが大きい。キャパシテイが大きい。

 

 ミャンマーの固定電話 携帯電話 インターネットはカンボジア ラオスに比べても非常に遅れている。ケイタイ電話というよりいきなりスマートフォンで入ってくる!

 日本はHIDAによりミャンマーでの人材育成を行い 地道に人を育てている。HIDAは3年前の予算を仕訳で削減されたが、1959年発足。ミャンマーの元研修生の中には、産業界の重鎮も。商工会議所副会頭 商業省副大臣など。タイは完全雇用に近い。人が足りない。ミャンマーあたりから人材を流して使う。物流がうまくかみ合えばアセアン全域でとり組める。これがもっとも上手くいくのが2015年

 

ASEAN域内関税

・ASEAN自由貿易地域(AFTA)からASEAN経済共同体(AEC)へ(2015)

 ASEAN6(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイ)

(2010年に全品目0%にした)

 

ベトナム 2006年に0~5%

ミャンマー、ラオス 2008年に0~5%

カンボジア 2010年に0~5%

(これらを2015年 全品目を0%にする)

 

 ミャンマーの国内線は混んでいる。ビジネス客ではなく欧米からの観光客が多い。世界遺産だけでなくパガンやマンダレーへのツーリズトたちである。ティワラおよびダウエイSEZ 工業団地

特区に外国の直接投資が続くなか オフィスも追い付こう!という感じ。天然ガスに一番お金が入っている。

 

ミャンマーのメリット

 

○豊富で安価な労働力

○国民レベルでの対日感情のよさ。仏教徒の価値観。

○豊富な天然資源。広大で肥沃な国土。豊かな農産物。

○地理的重要性。中国 インド アセアン 欧州 中東へのアクセス。

○消費市場としての魅力。(約6200万人 ヤンゴン約700万人)

○日本向け特恵関税が適用される。

 

○生産拠点として

○市場として

○資源・原料調達先として(鉱物資源、農林水産物など)

○インフラ・プラント輸出先として

○サポートとして(物流、法務税務など)

最低賃金法を今作っているところだが、一般作業員の手取りは月5000円~7000円くらい。

生産拠点としては、公務員給与値上げに端を発するストライキが頻発している。

ミャンマー縫製産業にとって日本は最大の市場であるが、韓国市場も急拡大中。

ミャンマー人はのみこみが早く、予定より早くやってくれるが、やめていく方が非常に多いのには

辟易している。

 委託加工貿易加について

 

○委託加工ビジネスのことを、ミャンマーではCMP ビジネスという。

(Cutting Makingand Packing)

○この形態は自ら製造しているものの、委託を受けて加工しているという形態で

対価は、委託加工賃(CMP Charge)となる。商品を製造して自ら販売して利益を得る形態とは異なる。

CPM型で企業登記することで、原材料の輸入免税が受けられるという得点が大きい。(原則、完成品は

100%輸出)

○ ミャンマーの縫製製造業者は、CPMでいくらか(FOB価格のように原材料代等を含まない価格)で交渉する。バイヤー側のリスクが大きいため、要交渉である。