インド

◇◆インド人からのインド便り No.44◇◆        

   インド・デリー在住    by-プレム・モトワニ

                         (インド・ネール大学教授)

  日印文化比較(28):高額紙幣使用禁止:最終報告

 11月のはじめに発表された高額紙幣使用禁止政策は一応12月末で

終了したが、個人が銀行から一ヶ月に引き出せる金額にはまだ

上限(24千ルピー 約4万円)が設けられており、事態が

決して正常化したとは言えない。

 

以前にも書いたように、同政策の狙いは地下経済、テロリストや

麻薬取引の財源となる不正資金や偽札を一掃することだったが、

今度みんなの関心は、今回のような大胆な政策がいったいどこ

までその目的を達成できたかということである。

 結論を出すにはまだ時期尚早だが、一応国民の大部分がこのような

ショック療法が必要だったと考えていて、ATMの前で長時間並ぶ

はめになったことに関して「やむを得ない」と政府を支持して

いる人が多い。

 一方で、今までの報道によると、流通していた高額紙幣の総額の

15.5兆ルピーの約95%が銀行に預金され、そもそもの狙いが全く

達成されていないとのことである。

 つまり、前回書いたように、富裕層が現金をあまり持っていなかった

知人や親戚の口座にキャッシュを預け、ピンチを逃れたようである。

 税務署にとっては十数億人の預けたキャッシュがどこまで自分のもの

だったかを調べようがないと言われている。

 だから、政府が予想していた30%から40%の不正資金が全く表に

出なかったのである。

 また、インドはそもそもキャッシュ経済である(人口の半分以上が

銀行口座を持っていない上、さらに30%の人口は口座があっても

あまり使わない)ため、経済へのダメージが大きいと言われている。

 まず、贅沢な消費(高級の海外のブランド品、ジュエリー、外食、

観光業、ホテル業など)が大幅に落ち込んだのである。

 それに、住宅もここ2ヶ月全く売れなくなったのであり、短期的に

住宅建設が復活する兆しが全くない。

 そして、二輪・四輪、スマホ、家電をはじめ、ありとあらゆる

耐久消費財の売れ行きが30%から40%も落ち込んだため、最近、

どの企業も非正規労働を70%近く使っているので、真っ先に

そういう労働者の大半を解約したのである。

 その数は500万人とも1000万人とも言われている。

 従って、矛盾なことに、今回の紙幣禁止の最大の影響を受けたのは

中小企業や貧困層である。

 それだけではなく、政府の歳入が間接税を中心に成り立っているため、

それも大幅に減少したはずである。

 そして、新紙幣の印刷のコストが1.3兆ルピーと言われている。

 要するに、インドのGDPが短・中期的に影響を受け、伸び率が

1%から2%も減少すると言われている。

一方で、野党が揃って同政策に猛反対し、政府に白書の発行を

求めている。

 専門家は同政策が政府の大きな計算ミスだったという。

 重要な地方選挙を2から3月に控えているため、政府は同政策が

逆効果にならないように、今度の予算案(21日)で個人や法人の

税を引き下げ、国民の機嫌取りに回るとも言われてい

 インドはその豊富な遺産および文化のため太古の昔から知られており、一年中観光地として開発され、また宣伝されています。外国人観光客は2011年度、629万人訪れ、8.9%の増加となっており、インド政府は世界における観光客全体で、インドは2016年には、現行の0.6%から1%までシエアを拡大する目標を持っています。日本はインドの重要なマーケットです。2011年は、約193525人の旅行者数で、インドの外国人観光客数の3%に寄与しています。日本はインドの観光マーケットにおけるトップ10に入っており、近年毎年

24%の増の強力観光市場になっています。一方インド人の訪日観光客は66819人(2011)です。

 インドは文化、遺産、遺跡、城砦、宮殿、山、ビーチウエルネスツーリズム、アドベンチャーなど多種多様 な観光商品が提供できるマルチデスティネーションです。

 インドへの外国人ツーリストNO.1はアメリカ。NO.2はイギリスです。インド大使館のビザ発行オフィスでは毎日 東京では800件 大阪では200件のビザを発給しています。72時間以内に発行しています。

それに加え、インドの空港でも到着後ビザを発給しているのは、今のところバングラデッシュや日本などの友好国だけ。日本人観光客が増えている背景に、日本国政向けの空港での発給など、ビザ発行のスピードアップ、滞りなくやっていることがあげられます。観光省は1年以内に日本語のウエブサイトもオープンさせようと計画しています。「インドに行く若い人減っているように思える。」という記者の質問に観光省次官は「若い人たちは行動力があるので、自分たちで調べてやってくる。」インドはバックパッカーの聖地であり、インドのクラフトは世界一安い。手芸品とても安い。飛行機にお金をかけるより、ダイヤモンドを買ったほうがいい。アントワープへは、インドの加工済みのダイヤが行っている。

インドの スラートでダイヤモンドを買ってくださいと。また、豪華列車に乗ってパレスホテルに泊まる旅がおすすめだ。日本人がインドに行って困った場合、電話し、インドのどこからかけても無料で日本語の情報を得ることができる。ヘルプラインを立ち上げるつもりだ。日本にいる日本人に対しても不安な面、アドバイスし、日本からかけても無料で案内したい。チャットサービスになるかもわからないが、問いあわせ先デスクは24時間、7日 毎日行いたい。しかし日本についてのトレーニング期間は、3シフト制で5人はスタッフが必要なため、5人教育するのに1年くらいかかる見込み。

 インドは2050年には世界のGDP3位になることが予測されています。映画ビジネスも大成長。

スピルバーグ率いる映画製作会社「ドリームワークス」にはインド企業が1000億円以上出資しています。

 多彩なインドは 民族200 言語は800以上 そのうち公用語はヒンドゥー語 準公用語が英語 21の公的認定語がある。28の州と6の連法直轄地からなるインド。以前はリキシャと1ルピーまで交渉していたが、驚くことに、ここ2-3ヶ月前は、「端数のルピーはいいよ。」と言うようになってきた。1991年の経済の化かがインドの成長エンジンになっているが、元々カースト制度とは結び付きのない新しい産業であるITやハイテクには さまざまなカーストの人が参入している。日本からの輸出には原子力のパーツからお酢やメロンまである。

 

 国債投資銀行が選んだ最も有力な投資先 1位インド。日系企業の進出は、インド1000社

中国へ2万2千社。 2011年 世界からインドへ315億ドルほどの投資があった。

海外進出に当たり、1.海外進出は本当に必要か?どのような利益が期待できるのか?どこに(国)

に投資するかのか。進出形態は?事前調査として

 

○ 海外進出計画策定

1 政治、経済、社会情勢

  基礎情報 インフラ整備 日系企業進出状況

  市場調査 カントリーリスク→インドは法制度が整った国 法、制度が多様(労働法、等州によって異なる)全てを把握、理解はできない。→○事前の情報収集・調査を十分に

現地で信頼できる会計事務所、法律事務所を起用(選定は慎重)

 

② 投資コスト

③ 外資政策、法規制、税制

④ 投資実務

  会社設立

  税務 労務

⑤ パートナー

「インドは難しい インドはわからないなど」イメージで評価しているところがあるが

インド人は日本に対し親日的で高い評価を持っている。スズキの成功は連結決算でほとんどインドで稼いでいる。インドに進出するには、マーケットは多種多様、実務も複雑だが、綿密に準備して、FSをやってそのうえで決定する。日本で新たに企業を興すのと同じくらい、それ以上に難しいので、君ちょっとやってくれ!ではダメで、社長が旗を振ることだ。インドへはコミットメントをもって 覚悟を持って進出する。

チェンナイ オフィス

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